幸せ風船 vol.137
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あなたをずっと忘れない…菩提苑こころの薬箱。JR堺市駅から歩いて5分ほどの便利な場所にある「菩提苑」。玄関を開けると優しいお線香の香りに包まれ、心を穏やかにしてくれます。仕事の合間をぬって来苑くださった坂本さんは、これまでお父様と祖父母様、そして愛犬の供養について悩んでいたそう。案内する菩提苑の明石亜矢子が話す「ご供養は、ご先祖様のことを想う気持ちが大切」との言葉に熱心に耳を傾けます。毎日、朝と夕の2回、僧侶による回向がしめやかに行われて、どなたでも自由にお参りができる供養施設「菩提苑」。以前から菩提苑が気になっていたという本誌読者の坂本様に追善供養を体験してもらいました。【重複追善供養】(ちょうふくついぜんくよう)ご自宅のお仏壇や菩提寺などでの追善供養に重ねて、ご供養すること。より深く丁寧に、故人様を偲び、ご冥福をお祈りします。1 階   「いやしの間」お茶を飲みながら、ゆったりと話ができる空間。菩提苑の明石は「お辛いときはいつでも、ここでお気持ちを吐き出してくださいね」と言います。朝と夕、僧侶が読経を行う回向の時間に合わせて、多くの方が重複追善供養に訪れます。2 階   「本堂 菩提苑」全宗派にかなう釈迦三尊を祀り、7万を超える御霊を納める本堂。ここで毎日、重複追善供養を行っています。扉を開けるとお線香の香りがふわり。「この匂い、好きなんです」と坂本さん。2007年の開苑以来、多くのご遺族様が悲しみを癒やしてきた菩提苑。来 苑した方々が手 づくりされ た品々が、心を和ませます。室 内 に 掲げられた掛軸には、生み育ててくれた母に感謝する大切さが謳われています。体験人の坂本淳子さん(52歳・左)と「菩提苑」明石亜矢子明石の温かなおもてなしを受け、まずは「いやしの間」でひと息。供養のあり方について話しました。いつもご自宅でしているように、手を合わせる坂本さん。本堂はいつでもお参りができます。11 ● ずっと興味のあった菩提苑に来ることができてうれしいです〜! はじめての「菩提苑」体験レポートvol.11●開かれた供養の施設「菩提苑」で追善供養をご体験ください。

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