siawasefusen_vol139
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間中、ずっと娘の隣にいて、目を合わせ、手をそっと握ってくれていました。無情にも、父との最期の別れのときがやってきて、私は涙ながらに、棺の中に花を添えました。みるみるうちに棺が花でいっぱいになり、ふと見ると、スタッフの方と一緒に、娘が棺のそばまで近づいて来ていました。父の棺の中に、手を震わせながら何かをそっと置く娘の姿が、涙でにじんで見えました。棺の蓋が閉じられると、それまで必死にこらえていたのでしょう、娘は号泣しながら、そのままスタッフの方と足早に式場を出ていきました。葬儀から初七日法要まで慌ただしく過ぎて、一階のロビーに下りたとき、先ほどのスタッフの方が私に声をかけてくださいました。「実は、娘さんは、一生懸命お手紙を書いていらっしゃったのです。故人様への、これまでのありがとうの気持ちを、精一杯手紙に込めて、棺に添えさせていただきました」娘なりに、父との別れの時間が必要だったことに気づきました。娘は、彼女なりの方法で、父を見送っていたのでした。『じいちゃんの、なっとうサンド、おいしかっ「WE SELECTED SELVICE GROUP」久保 美里様(堺市)、「父と子。そしてやさしさ」A・F様(和泉市)、「『最後にいた場所』〜メモリアルホール〜」林田 由美子様(和泉市)、「『最後にいた場所』〜やさしさの連鎖〜」五唐 雅之さん(セルビス 和泉府中MH 館長)、「いのちは繋がれていく」本田 梨紗様(堺市)、「ご縁」車井 佳永子様(堺市)、「私のお誕生日」H・M様(堺市)、「ラベンダーの指輪〜来世の約束〜」法貴 亮太さん(セルビス 泉北MH 館長)、「汐見埠頭」黒川 玲子さん(セルビス 和泉中央MH 館長代理)◎下記の作品を掲載しています。「じいちゃんのなっとうサンド」松山 さくら様(堺市)、第5回「やさしいストーリーコンテスト」の応募作品の中から、厳選された10編を1冊にまとめました。セルビスの施設に設置していますので、ご自由にお持ち帰りください。「やさしいストーリー VOL.5」ができました。      14

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