幸せ風船 vol.140
10/24

*            「奥様に、指輪を贈りませんか?」「生涯の伴侶」という言葉は、私たちが結婚という誓いを交わす時に用いるものですが、その言葉が意味するのは、果たしてこの世だけのことなのでしょうか?たちが見逃しているかもしれない「永遠の絆」について考えさせてくれたお話です。私たち葬祭ディレクターの仕事は、最も大切な瞬間を、静かに、そして慎重に見守ることから始まります。故人様をお迎えし、その人がどんな人生を歩んできたのか、そのお人柄や家族の絆を少しずつ紐解きながら、どんなお葬式が最もふさわしいのかを考えます。その過程で、ときには涙ながらの話に耳を傾けながら、ご夫婦の深い愛情が静かに伝わってきます。言葉にしなくても、その無言のやり取りが、お互いをどれだけ大切に思っていたかを物語っているのです。通夜、葬儀、告別式が無事に進む中、担当スタッフがご主人に提案した一言が、私たちの心を大きく揺さぶりました。もちろん、本物の指輪は金属のため、火葬では棺の中に入れる事は出来ません。けれど、この物語は、私私たちセルビスの社員とお客様や協力会社の皆様が、当社との関わりの中で実際に体験した出来事を綴る『セルビスやさしいストーリー』。皆様の人生に寄り添う私たちだからこそ出合える、心温まる物語。数多くの応募の中から、今号はこの作品をご紹介します。※セルビスグループ共栄会…セルビスグループの取引先を中心に 約140社の会員企業で運営している協力会社の会です。第5回 セルビスやさしいストーリー09作:法貴 亮太  (泉北メモリアルホール 館長)ラベンダーの指輪 〜来世の約束〜

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る